「真面目なイイ子」が陥りやすい「成績中位」の罠とは?

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

さて、今までの記事では、ひたすらに「中学生の80点は取りにくい!」という話をしてきました。

しかし、現実に取っている生徒は多くいます。

では、どんな生徒が高得点を取っているのでしょうか。

一番は、所謂「頭のいい子」です。

部活など別のことと同時並行に勉強を頑張れて、結果を出せる子たちです。

肌感覚ですが、各クラスに1人くらいはいます。

 

二番目は、「塾で全部教わった子」です。

特に、上位高校の受験を目指し、早いうちから準備をしている生徒。

当然、入塾試験や、在籍に成績条件を設けているような塾です。

ここまでくると、英数国は「学校の試験勉強」なんてほぼしません。

100点を取っても別に「普通」という扱い。斉学舎にも毎年1人はいます。

各クラスに数人でしょうか。

 

そして三番目が、「頑張り屋さん」たち。各クラスに10人ほどでしょうか。

彼らは、やるべきことはしっかりやります。

しかし、勉強が大好きなわけでもなく、好奇心旺盛で自分で進んで調べたりもしません。

「〇〇を頑張る→点数が上がる→自分にとって得」と考え、

やれと言われたことはすべてやります。

そして、彼らこそが、今回の表題の「成績中位の罠」にはまります。

 

斉学舎のグループ授業では、「都立入試で偏差値60・城東高校程度」を狙った授業を行います。

ですから、都立自校作レベル(発展テキスト)の授業は行いません。

しかし、いろいろな中学校で、自校作レベルの問題が「出ることがあります」。

毎回ではありません。先生が「平均点を下げたいな」と考えたら出ます。

近年では、葛西中の数学、葛西三中の国語、東葛西中の社会などでしょうか(清新一中などは当然)。

かといって、自校作レベルの問題に日々触れる生徒など、ほぼいません。

明らかに一般的な都立入試に出ない問題や、学校で習わない問題を自分から探して勉強しますか?

いかに頑張り屋の、真面目な生徒でもそこまではしません。

ですから、学校の先生が「難しく作ろう」と考えると、彼らの点数はストンと落ちます

だってそこまで練習してませんから。

 

「成績中位の罠」、回避したいですね。

まずは、自分の得意科目を作りましょう。

そして、その科目だけでいいので、発展テキストまで挑戦したり、自分でyoutubeなどで調べましょう。

自分から進んで取り組まない限り、太刀打ちは出来ません。

次回の試験は9月、もしくは10月です。

2学期中間試験に向けて、すぐにでも準備を始めましょう!

斉学舎へのお問い合わせはこちらから。