葛西の小学生ママさん達が知らない事実⑥<提出物の地獄>

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

今回も引き続き小学生の保護者の方が知らないこと。今回は中学校の「提出物」に関してです。

さて、今小学生の保護者の方は、中学生の定期試験の試験範囲が発表になるのはいつ頃だと思いますか?

およそ2週間前です。普通ですね。

「2週間あれば対策できるだろう」
そう思いませんか?

実は、これで対策がちゃんと行えて、しっかりと点数が取れるのは、ごく一部の「お勉強できる優秀なお子様」だけです。

ほとんどの生徒は無理です。

なぜかというと、、、

試験範囲はおよそこんな感じです。

<主要5科目>
教科書50ページ、教科書準拠の問題集3~40ページ
プリント(20枚)、ノート(30ページ)からも出題多数なので、繰り返し勉強しておくこと。

この、問題集とプリントが曲者です。

実は、試験範囲表が配られた時でも、まだ試験範囲の解説授業は終わっていません。

そのため、「試験前日に試験範囲の解説が終わる」なんてことはザラです。

その範囲の勉強はいつするの、、、?

もっとも、一番厄介なのはそこではありません。

問題集とプリントが、提出物になることです。特に・・・

★プリントはノートにきれいに貼り、書き込んでまとめてくる。
★提出物はすべてやり、〇付けと直しをしてくる。

生徒たちを苦しめるのは、この2点です。

試験範囲がわかるのが2週間前。そこから、1科目につき30ページを5科目、合計150ページの問題を解くのです。

さらに、プリントとノートまとめも追加です。

当然、一回で全問正解するわけはなく、本来は何度も解きなおしが必要です。

ですが、解きなおす余裕はありません。なぜなら150ページということは毎日10ページ以上を仕上げなければならないからです。

必然的に、

〇付けはしても、わからない問題は赤で答えを書き写し、

知らなかった漢字や英単語を練習する暇もなく、

そのくせ知っている問題もわざわざ書いたりなぞったりしなければならない。

そんな非効率的な、かつ生産性のない勉強をする羽目になります。

これでは、点数が上がらないのは当たり前です。

ではどうすればいいのでしょう。

 

答えはシンプル。試験範囲表が配られる前に、もう試験勉強を始めましょう。

斉学舎では、季節講習で先取りし、広く浅く解説した後に、復習授業を行います。

また、試験2カ月前には試験対策の必要性を皆に話し、

学校ワークを宿題に出します。

ですから、斉学舎の生徒が提出物で困ることは、あまりありません(まじめにやっていれば)。

 

小学生の保護者の方。ぜひ、お子様に中学生の試験は、2週間で150ページ勉強しなければいけないものである、とお伝えください。

しかも、それが「出来なければいけないのだ」と。

通知表の3に価値は無く、4が大事だと。

だから今から勉強しっかりしておきなさいと。

小学校のテストは、100点で当然なのだと。

そう、お伝えください。

そうすれば、中学校に入って困ることが、減る、かもしれません。

是非お早目の対策をお願い致します。

 

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