勉強法よりも大事な事とは!?/通知表に2がある公立中学生向け
皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。
さて、今回は【勉強法よりも大事な事】のお話。
斉学舎は、勉強が苦手な子向けの塾ですので、色々な相談を受けます。
多くの面談で言われるのが「ウチの子勉強法がわからないみたいで」。
実はこれ、多くの場合「勉強方法」の問題ではないんです。
正確には、通知表に2が複数ある子は、勉強方法よりも前の「生活習慣・環境」「勉強の基礎力」を身に着ける方が先決(のことがとても多い)です。
まず一番大事なのが、
「生活習慣・環境」です!
・早寝早起き朝ごはん
・スマホ(ゲーム、動画など)に依存しない
・人の話を最後まで聞く
・家族が勉強を大事にしている
・ルールを守る意識
その次に身につけるべきなのが、
「勉強の基礎力」!
・学校の授業をちゃんと聞く
・読める字を書く
・持ち物管理が出来る
・習ったことは覚える
・宿題をやってくる
・1時間集中して授業を受ける
・自分のやり方に拘らない
他にもいろいろあります。
もちろん、上記がカンペキに出来る子はいません。
「年齢相応にできる」で十分です。
そのうえで、じゃあ勉強方法どうしようか?
目標は?志望校は?と進んでいきます。
斉学舎では、勉強苦手な子はもちろん受け入れます。
なんなら、発達障がいがあっても、その内容次第では大丈夫。
しかし、上記の「生活習慣・環境」「勉強の基礎力」が身についていない子は、
すぐには【成績は上がりません!】
「効果のある勉強」が出来るようになるまで、年単位でかかることもザラです。
ですが、逆に考えると、
「効果のある勉強」=「学ぶ力」ですから、
中学生・高校生のうちに「学べるように」なっておけば、いざ将来勉強する必要が出来た時に、必ず役に立ちます。
学校の内申に2が複数ついている方は、
成績を上げよう!ではなく、
まずは、
「正しい生活習慣・環境を身に着ける」
「勉強の基礎力を身に着ける」
ことを目標にしましょう!
ちなみに、斉学舎では勉強が苦手な中学生向けには、
「偏差値の低い、無目的な普通科への進学」ではなく、
「特色ある都立高校・私立高校への進学」をお勧めしています。
もちろん、基礎力は必要ですから、ちゃんとした勉強は必要です。
お子様の適性に合わせて、幾つも選択肢を紹介いたします。
勉強、進路で心配な方はご相談ください。