高校受験の模試の種類 その3~高校受験は 葛西・西葛西の学習塾 斉学舎にお任せ!~
3つの模試の中で圧倒的な難易度を持つのが駿台模試です。
この模試は都立にせよ私立にせよ最上位の高校を受験する生徒を対象にしています。
正直なところ、講師陣でも満点を取るのは難しいくらいです。
偏差値の考え方はご存知でしょうか。大まかな説明ですが、そのテストを受けた全員の平均点と
同じ点数を取ると偏差値50になり、上位16%が偏差値60、上位2%が偏差値70になるというもの
です(逆に下位16%は偏差値40、下位2%は偏差値30になります)。
駿台模試で出る偏差値とVもぎ・Wもぎで出る偏差値は別物だとお考え下さい。
前者の偏差値は、後者の偏差値より15~20程度低く出ます。
例えば、明治大学付属中野高校という高校は、駿台模試では偏差値50ですが、Vもぎでは偏差値
66(いずれも80%合格可能性)となります。
ちなみに、塾講師の立場から考えると、この高校に生徒を送り込むのは本当に大変です(笑)。
なぜこのように偏差値に差が出るのか?(下図は大まかなイメージです)
その理由は、「駿台模試を受ける生徒は全体的にレベルが
極めて高いので、平均点(偏差値50)を取るために必要な
学力がきわめて高いものになる」というものです。逆に、V
もぎ・Wもぎは学力上位層から下位層まで幅広く受けるの
で、平均点(偏差値50)はほぼ公立中学校の中学3年生
の平均的な学力と同じものと考えて差し支えありません。
ですから駿台模試で低い偏差値が出ても、そんなに驚く
必要は無いですよ。
駿台模試で偏差値70が出たら、まず東大への道が確約されたようなものです。
次回はVもぎ、Wもぎのお話の予定です。