「これを知らないと子どもがかわいそう?」中学英語の新常識とは!?
皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。
新小学5年生の方、
新小学6年生の方、
「中学校入学後の英語の準備は進んでいますか!?」
書き間違いではありません。
ちょうど今頃(3月末)は、新小5、6の方が、中学校入学後のことを考えて、英語を準備しているべき時期です。
「新中1は?」と思われるかもしれませんが、小5からでちょうど良いのです。
右の写真をご覧ください。
地元の公立中学校の、英語の得点分布図です。
平均点は46点ですが、学年で最も多いのは
「10点台」と「20点台」
その次に「70点台」です。
出来る子と出来ない子の二極化が進み、平均点付近の生徒が少ないという
悪名高い「フタコブラクダ」
の形になっています。
なぜこんなことになるのでしょうか。
断言しますが、全て小学校の時の準備不足です。
お母さんが悪いわけではありません。
本人がサボったわけでもありません。
ただ、「小学生のうちに身に着けておくべき英語力のレベル」
を見誤っただけです。
右の写真は、小学校で配られる「picture dictionary」というテキストです。
p32に載っている「5年生の基本的な表現を確認しよう」という項目です。
ですが、今の新小6や新中1に、右の写真の質問をしても、誰一人として答えられません。
how、what、whenの使い方など、本当に微塵も覚えていません。
しかし、中1の教科書では、「当然知ってるよね?」という扱いです。
青線を引いた「want to ~」の表現など、中1教科書の最初に出てきます。
中学生になる前に身に着けるべき英語力とは、、、
ざっくり、
「英検4級合格レベル」か
「英検5級までの全単語・文法カンペキ」
です。
もう少し具体的には、
<単語を覚える能力>
「書いて、読めば覚えられる」必要があります。ちなみに意外と「覚えられない」もので、斉学舎の生徒の2人に1人は「覚える訓練」からのスタートです。
小6のうちに、読みと意味700個、書き300個程度は最低限必要です。
<説明を理解する能力>
Iやyou・人名が「主語」、amやareが「be動詞」と呼ばれているよ!と言われても、理解できない・覚えられない生徒が多数です。
3,4回説明した程度では、「主語は何?」→「I am!」などばかりです。
どちらの能力も、3か月~半年程度、みっちり何度も何度も(10回~15回程度)繰り返し練習して初めて身に付きます。
部活や新生活で忙しい新中1にはとても大変ですね。
今小学5、6年生の方には、是非早めに英語の準備をしていただければと思います。