「内申が2」の子に何を教えてるの?/授業態度編

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の齊藤です。

今日は、斉学舎の先生が、「勉強が苦手な子」「通知表が2」の子(小5~中3)に対し、授業中どんなことをしているのか、紹介します。

成績が悪い子には、ある程度タイプがあります。

・授業はちゃんと聞くし、一生懸命に頑張っているけど、成果が出ない
・今までの負債(勉強しなかった分)が多すぎて、今の範囲がわからない
・「勉強嫌い!」などやる気がない

などなど。

先生側の対応策は、生徒によって学年・学力・性格などが違うため、一概には言えません。

そのため、今回は「授業態度」に絞って書きます。

<小4~中1前半>
このくらいの年齢は、まだ大人の言うことを聞きやすい傾向があります。
そのため、
姿勢を正す
(右の写真のような生徒には、「お尻を後ろ!足はひっこめる!」なんて言います。)

勉強に対する意識づけ
「小学校の85点は、中学校の50点」
「勉強は毎日やって当然」
などの常識を身につけます。

集中力をつける
指いじりしない、ぼーっとしないなど、これも訓練です。
右の写真のように、すぐに集中が切れるので、イタチごっこですね。

 

 

 

<中1後半~中3>
この年になってくると、そろそろ頭ごなしの指示は聞かなくなっていきます。

そのため、上記と同じ話でも、言い方を変える必要があります。
「今の姿勢ヤバいよ?写真撮ってあげようか?」
「自分がどう思ってるかじゃなく、先生からどう見えるかが大事だよ」
「中1の範囲、ちゃんと覚えてると、中3で楽だよ?先輩見て?ほら大変そう!」
などと、先生の話に従うと、「どれだけ自分に得になるのか」を話します。

 

授業態度について改善するのであれば、圧倒的に小学生のうちが楽です。
肌感覚ですが、小4で来てくれたら多少勉強が苦手でも、8割の生徒は、
「このままだと内申2だ!」というレベルから「まあ中学生では内申3は取れるでしょう」に持っていけます。

逆に、中2以降で「内申2」が多い状態から、高校受験ができる状態へ持っていくのは、とても難しいです。

今小学生で、学校の点数が85点以下のお子様がいらっしゃる方は、ぜひお早めの対策をお勧めします。