「勉強しなさい!」より効果的な声かけとは?/葛西の塾【斉学舎】

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

さて、そろそろ新学期が始まりますね。
今日は、「勉強しなさい!」より効果的な声かけとは?というテーマで書きます。

お子さんに勉強してほしいと思うあまり、
「早く宿題しなさい」
テスト悪かったら部活やめさせるよ!」
と声をかけてしまうことはありませんか? しかし、こうした言葉は逆効果になりがちです。
特に、部活や趣味を「人質」にすると、勉強そのものが嫌になってしまい、「どうせやっても無駄」とやる気をなくしてしまうことも。
では、どのような声かけが効果的なのでしょうか?

① ポジティブな声かけを意識する
「勉強しなさい!」ではなく、「今日はどの教科からやる?」と問いかけると、子ども自身が考えるきっかけになります。
「結果が出ない努力なんて無駄だ!」ではなく、「努力をしていることはちゃんとわかってるけど、何か改善点はありそう?」の方が建設的ですね。
また、「昨日より問題を解くスピードが上がったね」など、小さな成長を認める言葉をかけると、自信につながります。

② 本人の話をしっかり聞く
「なんで勉強しないの?」と責めるのではなく、「最近、勉強で困っていることある?」と落ち着いて聞いてみましょう。
意外と、「先生が何を言っているのかわからない」「やることが多すぎて何から手をつければいいか分からない」といった悩みを抱えているかもしれません。
また、黙っていたり、「別に・・・」などのような反応の時は、上手に伝えられないだけで、実は困っている、などということもあります。
まずは気持ちを受け止め、「じゃあ、今日は○○を一緒に考えてみようか」と解決策を一緒に探ることが大切です。

③ 子どもの味方になる
「成績を上げなきゃダメ」とプレッシャーをかけるのではなく、「頑張っていること、ちゃんと見てるよ」と伝えるだけで、子どもは安心します。
大切なのは、勉強を強制するのではなく、「応援しているよ」という姿勢を見せること。
そうすることで、お子さんは「親は自分の味方なんだ」と感じ、自発的に行動できるようになります。

勉強はあくまでお子さんの未来のためのもの。部活や趣味を奪うのではなく、ポジティブな関わりを通じて、前向きに取り組める環境をつくっていきましょう。

もし、お子様との関係にお困りなら、斉学舎までお問合せ下さい。
お話の交通整理をする三者面談の設定や、コーチングにおける、話し方や聞き方のテクニックなどをお伝え出来ます。

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