「塾に出来ること・出来ないこと」について正直に語ります!

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

久々に、正直シリーズの記事を更新します。

さて、今回は「塾に出来ること・出来ないこと」について書きます。

入塾希望の面談をしていたり、
もしくは塾生の保護者の方と面談していて、
「お母様、それって斉学舎に入っても変わりませんよ?」
「お話を伺いましたが、授業の回数と関係ありませんよ?」
など、話したくなることがあります。

その場合は、表現に気を付けてお伝えすることにしています。

斉学舎など、塾に出来ることは、
・勉強を教えること
・努力する練習
・受験情報の提供
・勉強方法の指導
・適切な課題
・その他、注意や声掛け、アドバイス
などです。

逆に、塾に出来ないことは、
・遅刻、欠席を無くす
・学校の授業態度を良くする
・生活リズムを正す
・ゲーム中毒、スマホ中毒を改善する
・「やる気」「興味」など生徒の内面をコントロールすること
などです。

特に、最後の「やる気」「興味」をコントロールすることを期待して塾を探す方が多くいらっしゃいますが、
塾に出来るのは「声掛け」「アドバイス」に限られます。

アメリカのことわざで、
「馬を水辺に連れていくことは出来るが、水を飲ませることは出来ない」
というものがあります。

他人には、他人の内面を変えることは出来ません。
塾も他人ですし、保護者の方も他人です。
ですから、
「○○した方が得だと思うよ?」
「将来何をしたい?逆に何が嫌かな?」
「先々のために、今何が必要だと思う?」
といった声かけをして「やる気」や「興味」が出るのを待ちます。

上記のような人間の本質を無視して、「ウチに来ればやる気が出ますよ!」と断言する塾は、あまり良い塾とはいえないでしょう。

葛西にはたくさんの塾がありますので、是非塾選びの参考にしてください。