【勉強以前の問題】/「まずは基礎から…ってそこから!?」
皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。
今回は、
「この夏休み、斉学舎の先生が何と戦っていたのか」を書きます!
(もちろん、一部の生徒の話です。みんなではないですよ?)
斉学舎の生徒は頑張り屋さんが多いですが、中にはこんな生徒もいます。
例えば・・・
・宿題やってこない
・宿題を誤魔化す(聞いてない、忘れた、無くした等)
・何度も遅刻
・話したことを次の日には忘れる
・むしろ聞いていないので忘れる以前の問題
・すぐに物(プリントなど)をなくす
・友達に話しかけてしまう
・そもそも、必要な時間を頑張れない
もう少し具体的に書くと、
A君は、
「間違えた英単語は、この書き方で、○○回書いて、練習してね。今すぐだよ!」
と目の前で先生に言われても、なおすぐには始めようとしません。
もごもご言いながらダラダラ準備。
やっと始めても5分もたたずにペンを置いてしまいます。
B君は、
何度注意しても、友達の答案を盗み見てしまいます。
宿題も答えを見て写すばかり。
ですから、一人で勉強もできません。
もちろん誰かわからないように、わざと不正確に書きましたが、雰囲気は伝わったでしょうか。
上記のようなことは、「理解力」「暗記力」ではなく「性格」や「成長段階」に属するものです。
そのため、少しずつ言い聞かせて、注意して、叱って、褒めてを繰り返して、時間をかけて解決していく必要があります。
早くて半年。長ければ数年をかけて少しずつ変えていきます。
ですから、中学生になってからでは間に合わないことも多くあります。
「少しは大人になって、話が通じるようになったな。意識変わってきたな。」と思ったら、それが中3の12月だった、なんてことは何度もあります。
是非、中学生になる前に「勉強以前の基礎能力」を身に着けてほしい、と日々痛感する夏休みです。