ごめんなさい、言えません!(入塾面談)
皆さん、こんにちは。斉学舎代表の齊藤です。
今日は、私がいつも最初の面談の際に「言えなくて苦労している」ことを書いてみます。
私が言えないのは、「耳ざわりの良いこと」です。営業トークとしてでも言えません。
おかげで、営業的な面で損したことが何度もあります、、、
例えば、
「週1回、個別指導を受ければ成績上がりますよ!」
「部活と両立しながら無理なく成績上がります!」
「中3・高3からでも第1志望合格できます!」
申し訳ないですが、こんな無責任なことは言えません。
成績が上がりそうな状況であれば、ちゃんと「大丈夫」と言います。
でも、例えば、
「勉強嫌いで部活大好き。毎日部活で帰ったらスマホとゲーム。宿題は一応やるが形だけ。学校の試験は全科目50点くらい。学校の成績はオール3に届かない。」
このような生徒を中3の春から成績アップさせることは、容易ではありません。
確かに、同様の生徒で成績を上げたことはありますが、上記のような状況では4人に1人くらいの割合です。
こちらの指導した科目(英語や数学)で、10点や20点は点数アップするでしょうが、逆にいうとその程度です。
「受かる学校のランク」ごと上げることは、極めて難しいです。
まずは、上記写真のように、一番大事な体調管理やメンタル管理。
次に、学校生活や学校の授業をしっかり聞くこと。成績アップに必要な事柄のうちの、70%はこれらが占めています。
さらに学習習慣があるかどうか。一言で言ったら、「頑張れるかどうか」です。
斉学舎の中2は、勉強苦手な子でも、必要であれば休日6時間は勉強しますし、週5日間は自習に来ます(まあ、ブーブー文句くらいは言いますが)。
勉強する、という点では当然のことなのですが、これを当然と考えられないようでは、まだスタート地点にすら立っていません。まずは、「頑張る練習」から始めることになります。そのため、当然成績が上がり始めるまでにとても時間がかかります。
ですので、一番最初にお話ししたような、「週1回の授業で〜」「部活と両立して〜」などといった無責任なことは、お話しできないのです。
もし可能であれば、成績を上げたいなら小学5年生の頃にはおいでください。色々な目標に対応可能です。