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成績の評価方法には大きく分けて「相対評価」と「絶対評価」の二つがあります。
かつては相対評価が採られていましたが、現在は絶対評価で成績がつけられています。
ちなみにですが・・・大変なことに、オール3(9科目合計27程度)だと、地元葛西の中学校で勧められる高校は、「都立葛西南高校」か「都立紅葉川高校」あたりです。
相対評価時代の各評定の割合の基準
評定 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
比率 | 7.0% | 24.0% | 38.0% | 24.0% | 7.0% |
40人学級の 人数換算 |
2.8人 | 9.6人 | 15.2人 | 9.6人 | 2.8人 |
以上のように、厳密に人数まで決められていました。
しかし今の絶対評価はそうではありません。
絶対評価は相対評価と異なり割合に縛られずに(ある意味先生の勝手に)評価を決めることができます。
参考までに、東京都の公立中学校3年生の平均評定(平成29年12月現在)をご覧下さい。
評定 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
国語 | 11.6% | 25.6% | 48.1% | 11.8% | 3.0% |
社会 | 13.9% | 23.7% | 44.8% | 14.3% | 3.4% |
数学 | 13.1% | 23.4% | 44.6% | 14.9% |
3.4% |
理科 | 12.9% | 23.8% | 46.7% | 13.4% | 3.2% |
英語 | 14.6% | 21.8% | 41.4% | 17.5% | 4.7% |
9教科平均 | 12.1% | 25.3% | 47.9% | 11.6% | 3.1% |
これを40人学級に直した例を挙げてみると、
5を取れるのが5人程度、4が10人程度、3が19人程度、2が5人程度、1が1人程度です。
上記の相対評価の時と比べると、1や2の生徒が減り、3をもらえた生徒が増えていることがわかります。
そのため、40人中34位の生徒でも「3」がつくということになります。
もし今の自分の成績が3であれば、4に近い3なのか、それとも2に近い3なのか、
しっかり考えることが必要でしょう。
そのうえで、自分の目標とする学校に必要な内申がいくつくらいなのか、考えてください。
繰り返しますが、「オール3」だと「葛西南高校」くらいです・・・
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