勉強が苦手な子が、最初にやるべきこと3つ
皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。
さて、今回は「勉強が苦手な子は、最初何をすべきか」というテーマです。
この場合の「勉強が苦手」とは、おおよそ小学生で学校テスト7〜80点・中学生で定期テスト50点(成績オール3)程度を想定しています。
*ちなみに、小学校で80点、中学校でオール3は、偏差値に直すと45〜48です。
さあ、その勉強が苦手な皆さんは、何をすべきでしょうか。効率のいい勉強法?良問を集めた問題集?
いいえ、違います。
もっと基礎的なこと。
それは、
1,努力をする努力
2,集中する訓練
3,考える練習
・・・です!
はい、つまり勉強以前の問題ですね。
周りにいる勉強苦手な子(もしくはご家庭のお子様)、こんな事ありませんか?
・勉強中、指先をシャーペンでいじるなど、手遊びをする
・やれトイレ行く、やれジュース飲むなど、途切れ途切れ
・難しい文章題になると、考えずに、すぐあきらめる
このような場合、勉強法を指導しても成績は上がりません。問題集も意味がありません。
最初は、「勉強は手段」と割り切り、「努力する力」「集中力」「思考力」をつけることを目標にしましょう。
成績は後から勝手についてきます。
これらの基礎的な、勉強以前の力を身につけるのには時間がかかります。
素直で、先生の言うとおりにしてくれるタイプなら3ヶ月。
すぐに反発したり、言い訳したり、理由つけて辛いことから逃げるタイプなら、半年〜2年。
自我が確立する中2〜3年生からでは、もう間に合わないこともしばしばです。
是非、上記能力は小学生のうちに身に着けたいですね。