小学校で80点なら今すぐ「勉強の練習」を始めた方が良い!?

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

さて、今日は「計画的に勉強する練習」は小学生からした方が良いよ、というお話。

もしお子様が学校のテストで80点程度を取る場合、勉強が全くできないわけではありません。
ただ、小学校の全国平均点は約85点ですから、平均より少し下くらいです。
これでは、中学生になると30~49点くらいになる可能性があります。通知表では「2」に相当します。
(江戸川区葛西の公立中の平均点は30~65点)

これは、課題を計画的に進める力や、長期的な視点で勉強に取り組む習慣がまだ十分でないからです。
小学生のうちに少しでも準備することで、将来的な学力の伸びが大きく変わってきます。
中学生になると勉強内容が一気に増えるため、小学生のうちから「勉強する練習」をしておくことが重要です。

<小学生が直面する「計画的な学習」の壁>
小学生のうちは、テスト範囲が比較的短く、学習内容もまだ基礎的です。
そのため、直前の復習や短期的な努力で成果が出やすい時期と言えます。
しかし、中学校では「ワークを5科目、3週間後の定期テストの時に提出して」といった課題の出され方があります。
勉強が苦手な中学生は、計画的に取り組むことを苦手とする子が多く、
1週間前になってから慌てて課題をやって、ギリギリ提出できるかどうか・・・といった状況になることも多いです。

<中学生になると難しくなる理由>
中学生になると、学習内容が高度化し、1科目あたりの勉強量が増えるため、
「まとめて取り組む」や「直前に詰め込む」といった方法では乗り越えられなくなります。
また、部活動や友人関係など、勉強以外の時間的・精神的負担が増えるため、小学生の頃に勉強習慣が身についていない場合、
計画的に勉強するのがさらに難しくなります。こうした状況に直面すると、「勉強が苦手」という意識が強まり、
後から軌道修正するのが難しくなるケースも少なくありません。

<小学生のうちに「勉強する練習」を始めよう>
小学生の段階で塾や家庭教師を活用し、「勉強する練習」を始めることは非常に有効です。
斉学舎では、勉強の進め方や計画の立て方、そして「決められた時間に集中して取り組む」経験を積むことができます。
また、家庭以外の場所で学ぶ習慣をつけることで、学習に対する意識を高めることも期待できます。
小学生のうちは、成績を上げることだけが目的ではなく、将来的に必要な「計画的に学ぶ力」を養うことが大切です。

<保護者のサポートも鍵>
お子さまがスムーズに「勉強する練習」を始められるよう、保護者の方が積極的に声をかけたり、学習環境を整えたりすることも重要です。
「中学生になってから頑張ればいい」という考えではなく、今のうちから小さな習慣を積み重ねていくことが、将来の大きな成果につながります。
お子さまが「勉強って意外と楽しい」と思える経験を増やしていくために、ぜひ早めの準備を始めてみてください。

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