新中学1年生の勉強と生活で気をつけること/葛西の塾【斉学舎】

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

さて、そろそろ新学期が始まります。

そこで、今日は「新中学1年生の勉強と生活で気をつけること」というテーマで書いてみようと思います。

お子さんが中学生になると、「もう大きくなったし、自分でやらせよう」と思うかもしれません。
確かに、中学生活では自立が求められますが、いきなり「本人任せ」にするのは危険です。
小学校とは違い、勉強も生活も一気に難しくなり、つまずいてしまう子も少なくありません。

公立中学校では英数国理社+音楽・技術家庭科・美術・保健体育の9科目で、10人以上の先生がいます。
その先生がそれぞれバラバラに課題を出し、別々のやり方で授業ノートやレポートを作成しなければなりません。
ある先生は、「ノートは4色使ってカラフルに仕上げよう」
ある先生は、テスト前の課題提出期限を、直前にコロッと変えます。
しかも、6月にある1学期期末テストでは、1科目につき20~40ページの課題が出ます。

突然やれと言われても、多くの子が1人で管理はできません。

特に注意したいのが英語です。親世代の英語と比べ、今の中学英語は圧倒的に難しくなっています。
単語数は増え、文法の習得スピードも速く、小学校の「楽しい英語」とはまったく違う世界です。
特に、アルファベットや簡単な単語しか習ってこなかった子にとっては、最初のつまずきが「英語嫌い」につながることも。
一緒に進み具合を確認し、「これもう覚えた?」などと声をかけながら、一緒に対策を考えていきましょう。

また、生活面では「勉強しなさい!」と一方的に言うのではなく、本人の話をしっかり聞くことが大切です。
最初の数か月は平気でも、慣れが出てきた6月頃から生活に乱れが生じ始めます。
「部活で疲れて宿題ができなかった」
「テスト勉強のやり方が分からない」など、
子どもなりの悩みを抱えていることが多いものです。
「何か困っていることある?」と優しく問いかけ、解決策を一緒に考えることで、安心して勉強に向かえるようになります。

中学生活のスタートは、これからの学習習慣を作る大事な時期です。親子で協力しながら、無理なく勉強を続けられる環境を整えていきましょう。

お悩みや不安があれば、葛西の学習塾【斉学舎】までぜひご相談ください。
斉学舎では、三者面談などを活用し、親子間の意思疎通のお手伝いもしております。

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