東京都立高校の4分の1が定員割れ!?(Yahoo!ニュース・ダイヤモンド社の記事より)

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

もうこの記事を読んだ方はいらっしゃいますでしょうか。

東京都立高校の4分の1が定員割れ!?(Yahoo!ニュース・ダイヤモンド社)

まあ、定時制高校や島しょ部の高校も含めた定員割れなので、一般の方の肌感覚とはまた違います。
定員割れは、斉学舎の近辺では葛西南高校くらいでしょうか。
(少子化だけが理由とは思えませんし・・・)

中堅どころ~上位校の人気・倍率は高いままですので、お気を付けください。

 

さて、長い記事なのでざっくりまとめてみました。
<東京都立高校の定員割れと私立高校無償化拡大の影響——都立と私立どちらを選ぶべき?>
東京都内では都立高校の約4分の1が定員割れする一方で、私立高校の人気が高まりつつあります。
2024年度から、東京都は私立高校の授業料軽減助成金の所得制限を撤廃し、世帯年収にかかわらず年間48万4,000円までの授業料が助成されるようになりました。
この変化が高校受験にどのような影響を与えているのでしょうか?

<都立高校の定員割れの背景>
東京都の都立高校では、少子化が進む中で定員割れが問題になっていますが、この状況には「都立高校の募集人員削減」という政策の影響もあります。
2024年度は公立中学校3年生が増加したにもかかわらず、都立高校の募集人員が減らされました。
この結果、定員割れ校数の割合は増加を抑えられていますが、都立高校全体の志願者数は減少傾向にあります。

<私立高校への移行を進める動き>
東京都の私立高校では、授業料補助の拡大により、保護者の負担が大きく軽減されました。
このため、経済的な理由で都立高校を選んでいた家庭の一部が、私立高校を進学先の候補に加え始めています
大阪府では同様の無償化措置が早い段階で発表され、私立志向が急増した事例も参考になります。

<どちらを選ぶべきか?>
高校選びの際は、「どちらが経済的か」だけでなく、教育内容や学校の雰囲気など、子どもに合った環境を重視することが重要です。
例えば、私立高校は探究学習やSTEAM教育など独自の取り組みを強化しており、多様な学びを提供しています。
一方、都立高校は通信制の拡大や入試制度の柔軟化などで受験しやすい環境づくりを進めています。

<保護者の取るべき行動>
まず、都立と私立の両方の学校を見学し、子どもと相性の良い学校を見つけることが大切です。
また、少子化による定員減少や制度変更の影響で、受験状況は年々変化しています。
最新の情報を追いながら、受験校選びを進めることが求められます

入試の緩和傾向や支援制度の充実により、高校選びの選択肢は広がっています。
だからこそ、子どもの将来を見据えた選択がますます重要です。
ぜひ早めの情報収集を心がけ、わが子に最適な進路をサポートしてください。