「学校ワーク、一応やりました」の子が点数悪い理由/葛西の塾 斉学舎
皆さん、こんにちは。斉学舎の代表の斉藤です。
この記事は、以前の記事の加筆再掲です。
その皆さんの共通の悩みはやはり「テストで良い点が取れないこと」。もちろん当たり前とでしょうが、
その理由を誤解している人が本当に多い。みな「自分の頭が悪いから」と思っています。
彼ら曰く、「7~8割くらい取れるようにワークなどを解いたのに、テストでは50点位しか取れない。頭が悪いからだ。」
実は、彼らがテストで50点位しか取れないのは、頭が悪いからではありません。
皆さんは、日頃の授業で配られたプリントなどに答えを記入した上で、全て余さず保管していますか?
例えばNo1~No22のように、一枚も欠けずに持っていますか?
点数が悪いと嘆く人は、このようにプリントが歯抜けになっていたり、範囲がどこからどこまでか完全に把握はしていなかったりします。
そのため、本当に必要な範囲の70%しか把握していない上に、さらにその70%しか覚えないから、
点数は50点位になってしまうのです(0.7×0.7=0.49)。
ということは、対応は簡単。まずは今からでも遅くはありません。プリントを全て保管し、なくさないようにする。
ノートはしっかり取る(もしなかったら友達のをコピーする)。
先生やお母さんが「授業をしっかり聞きなさい!」というのは、
問題の解き方を聞くだけでなく、
「勉強すべき範囲がどこか」を正確に把握する必要があるからなのです。
今から「勉強を頑張ろう!」と考える生徒諸君は、プリントとノートを全てとるところからスタートしてみよう!