なんたる理不尽!/小学校の85点は「最底辺」である理由とは!?

みなさん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

さて、今回はちょっと理不尽な話をします。

それが、

「小学校の85点=高校受験では最底辺」

ということです。

何故かというと・・・

まず、小学校のカラーテストの平均点は、85点となるように作られています。

しかし、葛西中学校など、地元公立中学校の、
定期テストの平均点は、35〜65点です。
例えば、右の写真は某公立中学校の、1年生の1学期期末テスト(数学)です。
平均点は32.9点です。

そして、中学校では内申(通知表)は、
90~100点で「5」
80~89点で「4」
50~79点で「3」
20~49点で「2」
です。
(もちろん、テストだけでなく提出物や小テストにも左右されます)

さて、
「とりあえず平均点を取っておけば、平均的な高校へ行けるだろう」
「とりあえず平均点を取っておけば、偏差値50くらいになるだろう」
何の根拠もなく、そんな風に考えていませんか?

しかし、上記の通り、中学校の平均点は35~65点ほどですので、
平均点を取る=通知表は「2」か「3」
になります。

つまり、平均点を取ると、オール3にも満たない内申になります。

さらに、次の写真も見てください。
都立高校の偏差値表を拡大したものです。
線を引いた部分、
「500葛飾野41-39」とあります。
この41は偏差値、39は換算内申です。
換算内申の39は、オール3の数値ですので、
(主要5科目の合計に、実技4科目の合計の2倍を足す)

「内申オール3=偏差値41」
という図式が成り立ちます。

さて、偏差値41は下から数えた方が早く、紅葉川高校にも届かない数値ですから、
「ほぼ最底辺」と表現してもそれほどおかしくはないでしょう。

つまり、小学校のテストは100点で当然で、
むしろ「簡単すぎて100点以上取れる!」
というほどの点を取って初めて、
中学校の内申がマトモな数値になります。

「小学校の85点は、高校受験の最底辺になる」
この前提に立ち、小学生のうちから高校受験の準備をすることをお勧めします!

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