英語を習ってない小学生向け「このままだと中1で10点台になるかも?」

皆さん、こんにちは。

こんにちは、江戸川区・葛西の学習塾「斉学舎」代表の斉藤です。

皆さん、夏休みはどう過ごしていますか?
今日は、小学校4~6年生の子に、是非夏休み中にやってほしいことがあって書きました。

それは、、、「英語の基本」です。

先日、第二葛西小と東葛西小の学校公開におじゃまさせていただきました。
(私の娘が来年進学予定でして)
どちらの学校も、子どもたちが笑顔で英語の授業を受けており、とても楽しそうでした。
「Hello!」「What’s your favorite color?」など、タブレットを使ったゲームを交えての活動中心で、英語に親しむ様子はとても微笑ましいものでした。

ですが――
文部科学省の学習指導要領では、小学5・6年生で約700語の英単語を「覚える」ことになっています。
また、5W1H(When, Where, Who, What, Why, How)といった基本表現の使い方も学ぶとされています。
文法は学びませんが、こういうときはこう話す、というフレーズ丸暗記を、していることになっています。
(信じられますか?右の写真の英文、全部小5で暗記していることになっているんですよ!→→)

しかし、実際の現場では「覚えること」よりも「楽しむこと」が中心。
楽しい授業にはなっているものの、定着という面では、なかなか厳しいのが現実です。

たとえば、5年生の時に習ったはずの5W1Hも、6年生になるとすっかり忘れている子がほとんど。
英語を「体験」しただけで、「知識」として残っていないのです。

その結果どうなるかというと――中学に入ってすぐの英語の授業でつまずく子が続出します。
中1の教科書の一番最初、プログラム1で、いきなり「I want to go to the gym.」などの文が出てきます。
これは本来、中2レベルの表現です。
小学校で英語をしっかり学んでいる前提で進んでしまうため、「何が何だか分からない!」とパニックになる子も珍しくありません。

その結果が、右の写真のような得点分布図です。
一昨年の、葛西中1年1学期のテスト結果です。
10点、20点台が一番多い、衝撃的な得点分布です。

ですから、英語は小学生のうちから取り組んでおくことがとても大切です。

ポイントは、「英会話」ではなく、「文法」や「書き取り」をしっかり行うこと。
単語のつづり、語順のルール、主語と動詞の関係など、基礎を小学生のうちからじっくり学んでおくと、中学英語のスタートがぐっと楽になります。
ぜひ、この夏休みに英語を始めてください!
心からのお勧めです!

斉学舎では、小学4年生から英語の授業を行っています。
文法や語いの定着に重点を置き、ただ「楽しむ」だけで終わらない本物の英語力を育てていきます。
英語が苦手になる前に、ぜひ一度お問い合わせください!

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