高校受験の模試の種類 その4~高校受験は 葛西・西葛西の学習塾 斉学舎にお任せ!~
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今回はVもぎ、Wもぎのお話です。
いずれも都立自校作成校向け、私立向け、一般的な都立高校向けなど、幾つかの試験が用意されてい
ます。
そこでは、いわゆる「合格可能性」が表示されます。細かな違いはありますが、80%以上は安全圏、
60~79%は合格圏、20~59%は努力圏、19%以下は再検討圏といった分け方になっています。
今までの経験から言って、12月または1月の模試で60%以上を取っている生徒は、余程のことがない
限り合格しています。40%程度の場合、11月までの模試で60%以上を何回か取っていれば大丈夫
ですが、そうでないのであれば、志望校のランクを下げるか、相当の努力を必要とします。逆に80%
以上が出ているのであれば、もう1ランク上の高校を目指したほうがいいでしょう。
ちなみに、VもぎとWもぎの難易度ですが、特に12月、1月の模試は本番よりも難しく作られていま
す。本番の点数より30点程度(5科目500点満点中)は低くなるように作られています。
なぜそのようにするかというと、本番と同じ程度の難易度で模試を作成し、その模試で合格圏以上が出た
にもかかわらず、本番の入試で失敗した場合、「この模試の判断基準はどのようになっているのか」と
いう苦情が入るからです。
4回に分けて高校入試の模試についてご案内してまいりました。
皆さんの高校受験にお役に立てれば幸いです。
皆様の健闘を期待いたしております。