やる気を引き出すコーチング【承認編】

斉学舎で実施しているコーチングについて。

【傾聴】【質問】と続き、最後の【承認】です。

 

〈承認〉

子どもに限らず、人間は誰しも承認欲求を持っています。我々塾の先生も、保護者の方に「先生の塾に入れてよかったです!」と言われるからこそ「よし、もっと成績上がるように頑張ろう!」となります。ましてや子どもはお母さん、お父さん、周りの大人にほめてもらいたくてしかたがありません。

例えやって当たり前のことでも、それを認めてあげ、褒めてあげ、お礼を言ってあげて下さい。

 

以下の例は、斉学舎で実際にしている声掛けです

例)いつも必ず時間通りに来る男の子・・・「いつも時間通りに来てくれて嬉しいな」

例)帰りに必ず消しカスをきれいにまとめて捨てていく女の子

                 ・・・「きれいに掃除してくれて助かるよ。ありがとね。」

例)宿題をやってきた男の子・・・「よし、OK!今日も完璧だな。この調子で頼む。」

 

承認には、結果に焦点を当てた「結果承認」

途中経過に焦点を当てた「努力承認」

長所短所全てを受け入れる「存在承認」があります。

 

一般的に大人はテストの点数など「結果承認」になりがちですが、「努力承認」をすることで、本人の頑張りに目を向けてあげると、たとえ結果が出ていなくても「もう一回やってみよう」となりますし、もし結果も出ていたら「もっと上を目指すぞ!」と意識を向けられます。

 

〈まとめ〉

コーチング(又はその手法の利用)の際に重要なことは、自分の考えを押し付けることなく
「子どもがどうしたいか」「どうすれば子どものためになるか」のバランスを取ることです

その上で、「夢・目標を明確にする」→「現状を把握させる」→「目標と現実を比較する」→「目標達成の方法を明確にする」→「勇気づけ・アフターフォローをする」の順に話を進めてみて下さい。

斉学舎では、上記の〈傾聴〉〈質問〉〈承認〉を先生の話し方や授業の進め方に取り入れ、よりやる気を出せるよう、日々生徒たちに接しています。勉強は面倒で、大変で、疲れるものですが、斉学舎の塾生たちが毎日楽しく通ってくれているのは、このコーチング手法を取り入れた授業のおかげなのです。

 

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