都立高校からMARCHに合格する!/葛西の塾【斉学舎】
皆さん、こんにちは。葛西の塾【斉学舎】塾長の斉藤です。
今回は、大学受験をお考えの皆様へ向けた記事です。
具体的には、、、
<どのくらい勉強すれば、大学に合格できるのか>
河合塾や駿台など予備校で公表されているデータをもとに、大学合格のために必要な勉強時間を算出しました。
皆さんの大学受験対策にお役立てください。
*この場合の「勉強」とは、学校の定期試験対策や英検などの勉強ではなく、
「大学受験のためだけの勉強」です。
また、見せかけではない「集中していた実勉強時間」です。
例)GMARCH(明治大学、立教大学など)に合格したい!
パターン① 偏差値60程度の学校(都立上野高校、私立順天高校など)に通学し、
校内の成績が中程度の場合
必要勉強時間・・・2200時間
毎日5時間勉強して、440日(1年3か月弱)
予備校や塾などに通い、「受験勉強」を開始するのに適した時期は、
「高校2年生の12月」です。
パターン② 偏差値50程度の学校(都立小岩高校、私立関東第一高校など)に通学し、
校内の成績が中程度の場合。
*そもそも、このレベルの高校からは、毎年5~20名程度しかGMARCHに合格できません。
早慶は、合格者なしか、いても1~2名です。
必要勉強時間・・・3000時間
毎日5時間勉強して、600日(1年8か月)
★偏差値50程度の高校では、大学受験を考えると、まず「中学生の復習」が必要です。
英単語だけで1800個(ターゲットや出る順英単語などを使用)、英文法の総まとめ(新中問などを使用)。
英語だけで合計300時間(2ヶ月)かかります。
高校受験案内(黄色い分厚い本)などを見てみるとわかりますが、GMARCH(明治大学、立教大学など)は、難関校です。
偏差値50前後の高校からは、きわめて少数しか合格していません。
例えば、都立小岩高校からは、GMARCH合計で19年に23人、18年に5人、17年に8人しか合格していません。
早慶に至っては、過去3年間に1名だけです。
しかも、この数字は複数学部合格の延べ人数で、しかも浪人生を含みます。
(晶文社・高校受験案内2020参照)
GMARCHに合格するには、主要科目の学習を、高2までに3年間分全範囲終わらせ、高3は過去問を中心の受験勉強を行わなければなりません。
しかし、このレベルの高校では、学校の勉強がそのような大学受験用カリキュラムにはなっていません。
ですから、出来る限り早く、それこそ高校入学と同時でもいいくらいに、早めに受験勉強を始めると良いでしょう。