小1から勉強を習慣づける方法とは!?/斉学舎の低学年コース紹介

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。

今回は、低学年の授業で大事にしていることを紹介します。
大前提として、授業内で勉強が出来るようになるとは思っていません。
そして、勉強を塾で完結させるつもりもありません。
親が主体で、塾はそのお手伝いだと考えています。

ですから、是非以下のことを、ご家庭でも実践してみて下さい。
将来、とても楽になりますよ!

①努力を褒める 
当たり前のように思えますが、意外と難しいです!
いい点数が取れたら褒めていませんか?綺麗に書けたら褒めていませんか?
「いい点数が取れるまで頑張ったこと」を褒めてあげてください。「綺麗に書けるまで練習したこと」を褒めてあげてください。
では音読カードやお手伝いカードなどを用意し、「頑張ったこと」の見える化に努めています。
他にも、出来るだけ薄い問題集や剥ぎ取り式の問題集を使うことにより、達成感を味わってもらうようにしています。
また、これは別に低学年に限ったことではありません。
定期テストの結果が返ってきた生徒には「先生に自慢できる教科を教えて」と声を掛けています。
生徒たちは「〇〇は頑張ったから何点だった」と話してくれます。
たとえそれが低得点でも、とにかく頑張ったことを認めてあげてください。

②たくさんの点を打つ
物事を暗記するには、
「単純に接触回数を増やす」方法と、
「多角的に捉えてフックやストーリーを作る」方法の、
二つがあります。
もちろん、「多角的に捉えてフックやストーリーを作る」方が、記憶する時間も短く定着率も高いです(どうしても単純暗記が必要なものもありますが)。
ただ、中学生になって突然この方法をやろうにも、そもそも暗記するフックやストーリーが作れません。
そのため、一見「それって必要なの?」なんて雑談も授業中にたくさんします。
その雑談が脳内でたくさんの点になり、線になり、面になり、立体になり、物事を多角的に捉えるようにします。
他にも、一緒にゆで卵を作ったり、虫取りに行ったり、草むしりをしたり…
様々な体験をする・実物に触れるというのも、確実に点を打つ行為です。

③叱るときは理由を説明する
バスに乗っていて、場面を思い浮かべてください。
「怒る」というのは、
母「ほらっ、手すりにつかまってて!」
子「なんで?」
母「いいから!ほら!」
と行動を制限をすることです。語気を強めて強制するなども「怒る」ですね。

対して「叱る」というのは
母「危いから手すりにつかまってなさい!」
子「なんで?」
母「揺れてバランスを崩すと倒れちゃうよ。でも、しっかりと手すりを捕まっていれば大丈夫だよ。」
このように、しっかりと理由を説明することが叱るです。
身体に危険がある場合は語気を強めて叱りますが(緊急性が高いため)、理由の説明には語気を強める必要はありません。
そもそも語気を強めて子どもに話をしても、子どもは叱られたことが頭に残りません。
ストレスフルな環境における心理的防衛機構が働くからです。
合理的・論理的に成長してもらうためにも、塾内では落ち着いて理由を話して叱ります。

④とにかく楽しむ(私たちが)
授業内で一緒に100マス計算タイムアタックや漢字テストをすることがあります。
その際には、私自身も本気になって子どもたちと勉強します。
「本気で勉強するのって楽しい」と思ってもらうためです。
楽しいとき、脳はフル活動をしてくれます。
頭を使うって楽しい・本気って楽しいと脳が覚えてくれれば、その快感を求めて子どもは自然と自主的に勉強します。
そもそも、子どもって勉強が好きです。周りの大人や学校が勉強を嫌いにさせているのです。
楽しいを継続してもらうためにも、まずは私が楽しんでいます。
「楽しくなくても必要だから勉強する」は、精神的に成長してからと考えています。

 

もしご家庭で、お子様の勉強でお困りなら、是非斉学舎へお問合せ下さい。

長文をお読みいただき、ありがとうございました。

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