いつからやれば、文章題が得意になる?
斉学舎は、葛西・西葛西エリアの地元小中学生を対象に指導を行う学習塾です。
塾生は年中~高3と幅広く、指導形態も少人数グループ授業と個別指導を両方行っています。
主な目標は高校受験ですが、大学受験やその先の人生を見据えた教育を行っています。
さて、小学生・中学生では、「算数の文章題が出来ない!!」 「図形問題が出来ない!!」というのが共通の悩みではないでしょうか。
「足し算なのか引き算なのかわからない」
のように、文章の言っている意味が分からないということが多く、
高学年・中学生になると、「式がたてられない」ということをよく聞きます。
図形では、どこがわかれば答えが出せるかという、「重要なポイント(角度・対応する辺・補助線など)」が見つけられないことがネックのようです。
では、どうすればこれらの問題を解決できるのでしょうか。
それがまさに「低学年教育」です。
こういうとかならず「そんな早くから勉強する必要はない」 「今はたくさん遊んで運動することの方が大事だ」などという意見が出ます。
もちろん、私も遊びや運動に反対するものではありません。幼稚園や小1のころからそれほど多くの勉強はする必要がないでしょう。
まず私が低学年(年中~小2)に求めることは、以下のとおりです。
1、きちんと1時間の間机に向かって座ることができる
2、正しい姿勢で座り、鉛筆を正しい持ち方で持ち、見やすい字を書くことができる
その上で、勉強面では、
3、数の概念をしっかり持っていること
2飛びの数(偶数)、5飛びの数(5の倍数)、お金の計算、
「増える・減る」、「違い・あわせて」、「やってくる・帰る」などの用語
4、図形の基本的な捉え方
三角形二つで四角形になったり、ひっくり返すとどんな形になるかなど。
特に、3の用語は非常に重要です。本来、小1のうちに覚えなくてはならない用語は約200個あります。
しかしこの用語、昭和26年度の指導要領を最後に、学校では教えなくなってしまいました。
そのため、
『「公園に3人やってきました」という表現があっても、人数が増えるということがわからない』
『「6個食べました」とあっても、個数が減るということがわからない』
などといった、大人からすると異常な事態が起こります。
斉学舎の低学年教育では、
・基礎学習練習帳
・文章題
・計算練習帳
・書き方ノート(ひらがな、カタカナ、漢字)
・知恵の積み木
・図形パズル
この6点を使い、上記のような「文章題苦手」「図形苦手」とならないよう、対策を行っています。
塾での授業時間は週に1時間、家での勉強(宿題)が全て合わせて約40分ですので、それほど負担にはなりません。
小学校高学年になってから文章題や図形で悩まないよう、小さいうちから少しずつ準備をしておきましょう。