いつから勉強すればいいですか?

皆さん、こんにちは。葛西の進学塾、斉学舎塾長の斉藤です。

さて、現在斉学舎では年3回の個人面談を行っています。

このような面談の際に、保護者の方からよく聞かれることに、

「いつから勉強をすればいいのか」
「どのくらい勉強すればいいのか」

ということが挙げられます。

例えば、皆さんは下の状況ならどうアドバイスしますか?

10月現在、中学校2年生
区立東葛西中学校に通い、成績は9科目25(3が7つ、2が2つ)
数学と理科が苦手で、30~40点くらい。
中1の最初は80点くらいとれていたが、2学期くらいから下がり始め、今では60点前後が多い。
部活は運動部で週4~5くらい。スマホでゲームするのが好き。
高校受験は、とりあえず都立深川高校や江戸川高校くらいは目指してほしい

さて、適正な「本格的に勉強を開始するべき時期」や、
「必要な勉強量・時間」は、どれくらいでしょうか。

『今週テキストなど準備して、来週から少しずつ始めるかな。本気でやるのは中3部活が終わってから。』
『毎日1時間、無理のないところから始め、土曜日は試合で潰れて、日曜日は2時間くらい』

こんな感じでしょうか?

 

もちろん、人によって事情や性格も違いますから一概には言えません。

しかし、あくまで斉学舎でよくある対応ですと・・・

勉強開始時期:今日(むしろ本当は小学5年生初期)

必要勉強時間:毎日3時間、土日5時間
(すぐには出来ないだろうから、半年くらいかけてギアを上げていく)

とんでもないと思いますか?

 

しかし、もし都立江戸川高校に合格したいのであれば、これでも足りないくらいです。

江戸川高校は、偏差値56で必要換算内申46
合格点は1000点満点で740点
倍率は1.81倍もあります。

それに比べ、上記の例の生徒は、換算内申は36程度。
9科目25を偏差値で表すと47くらいです。

そして、地元葛西の中学校の内申は、3年2学期になってから劇的に上がるということはあまりありません(特に東葛西中では)。

ということは、この子にとってのチャンスは、2年11月の期末試験、2月の学年末試験、3年6月の1学期期末試験しかありません。

さらに、今は11月の2学期期末試験の直前ですので、付け焼刃にしか対策が取れません。

ということは、2回の定期試験で換算内申を10上げて、

中学校3年間全てが試験範囲の高校入試で、5科目平均70点以上を取れるようにならないといけません。

学校の定期試験のような、限定的な範囲ですら30~60点しか取れないのに!!

 

斉学舎では、偏差値を10以上アップしたり、5科目合計100点以上アップした生徒が何人もいます。
例)現中3のT君 入塾後1年で5科目180点アップ
  現高2のH君 中3の6月から12月にかけて偏差値16アップ
  現高1のK君 数学100点取って学年トップ層キープ

彼らに共通するのは「塾には毎日来る・毎日3~5時間勉強する」ということです。

ちなみに、T君の8月の勉強時間は253時間。H君は283時間
K君が受験の時には303時間でした。

夏休みではないときにも毎日4、5時間は勉強しています。

これほどの努力をして初めて、成績は上がります。

しかし、こんな長時間勉強は、やろうと思ってすぐに出来るものではありません。

くじけそうになったり、悩んだりを繰り返して徐々に「努力できるようになっていく」のです。

最初の例のように勉強が苦手な子は、まず「努力する」ことの練習から必要です。

 

ですから、勉強が苦手なお子様から、「いつから始めるのが良いか」と聞かれれば、

塾としては、

「出来たら小4から」
「それが無理なら今日から」

とお答えします。

お勉強が遅れている皆さん、是非一緒に頑張りましょう!

斉学舎へのお問い合わせはこちらから

コメントを残す