なぜ中学校に上がると点数が落ちるのか?【授業内容編】

皆さん、こんにちは。斉学舎塾長の斉藤です。

今回は、前回に引き続き「なぜ中学校に入ると点数が落ちるのか」を書きます。

今度は【授業内容】に焦点を当てます。

例えば、小学校の先生が重要視していないのに、
中学校の先生は「当然出来ているはず」と思っていること。

・最大公約数や最小公倍数を出すときの連除法(すだれ算・はしご算)
速さ(旅人算、通過算など中学校の方程式で使う)
割合(売買損益算、食塩水など中学校の方程式で使う)
・三角形、台形などの面積公式
作図の方法(コンパスがろくに使えない生徒が多い)
・九九の先(12の段13の段など これが遅いと割り算が遅く、割り算が遅いと分数の約分や通分に影響)
小数と分数の変換(0.25って4分の1と同じ!と即答したい)
外角の定理(三角形の角二つを足すと、残りの角の外側の部分が出せる)
・相似比(小6でちょっとだけやって、次出るのが中3なので全員忘れてる)
・仮平均の考え方

これ以外にも多数あります。

私が中1、2の体験や面談で生徒と初めて会い、数学の出来具合を聞くときはいつも

「12と18の最小公倍数出せる?」
「0.25って分数に直すといくつ?」
「台形の面積の公式は?」

新中学1年生で、これが即答出来たら、大体大丈夫です。
繰り返しますが、「即答」です。考えるタイムラグが少しでもあったら、もう実力不十分と判断します。

小学校のテストで80点取っている子でも、上記の内容をマスターしているわけではありません。

残念ながら、「そもそも小学校で教えていない」ということすらあるからです。

特に上から三つの【連除法】【旅人算】【食塩水】などは、ほとんど教えません。

しかし、西葛西中、東葛西中、清新一中などを中心に多くの地元公立中学校では当然のごとく定期試験に出題されます。

 

想像してみてください。中学1年生、数学の方程式文章題。
「方程式」の式の作り方を練習しながら・・・
・旅人算を学び、
・通貨算を学び、
・流水算を学び、
・売買損益算を学び、
・相当算を学び、
・食塩水を学びつつ、

分数や少数の計算練習をする。

可能だと思いますか?中学校の先生は上記の「〇〇算」は全て小学校でやっていると考えています。

もちろん、国語など他の科目にも同じようなことはたくさんあります。

特に漢字は大事です。小学校の漢字ドリルの宿題を見ていていつも思うことでもあります。

よくある、「漢字ドリル一日2文字ずつ」のような宿題。
右上に大きく漢字を書き、筆順や読みを書き、代表的な熟語を書き・・・

「その宿題やって、書けるようになったの?」
「本人が、覚えたかどうかチェックしてる?」

いつもこう思います。

多くの小学生たちが、「覚えるために書く」ことをせず、「こう書けと言われたから作業している」状態です。

覚えているのは、偶然記憶力が良かった生徒だけ。記憶力で他人に劣っている生徒はどんどん語彙力不足になっていきます。

 

またまた、繰り返します。
「中学校の先生は、出来ると思っています」
生徒本人が悪いわけではありません。
小学校と中学校の先生方の意識の違い、連絡の断絶が原因です。

個人的なお勧めは、小学生は「今の小学校と中学受験勉強の中間程度」の学習をすることです。

そうすれば、十分中学生になっても高得点が狙えます。

今小学生の方は、是非今のうちに準備を開始してください。

今度中1になった皆さんは、是が非でも!最速で!!小5、6の復習をしましょう。

中学校の勉強は難しいですよ!?

 

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