高校受験・大学受験を頑張る理由/西葛西の進学塾 斉学舎

「将来は、得意な英語を武器に世界を股にかける仕事をしたい!」

「でも、もう学歴社会じゃないから、高校はほどほどで良いよ」

先日、塾生の漏らした言葉です。

彼は中学2年生、高校受験のためそろそろ本格的に勉強をしなければ、と相談していました。

 

確かに、学歴はいらない。実力があればいい。共感できる意見ではあります。

 

しかし、未だに学歴社会は残っています。

下記の表をご覧ください。リクルートの情報をもとに作りました。数字は入社人数です。

 

早稲田

慶應

明治

中央

東京理科大

日大

大東文化

帝京

三菱商事

29

50

4

3

1

0

0

0

UFJ銀行

116

124

39

33

2

2

0

0

損保ジャパン

24

26

9

6

0

0

0

0

野村証券

42

52

20

9

3

4

0

0

ソニー

31

49

1

0

11

0

0

0

日立製作所

55

47

13

13

29

4

0

0

トヨタ自動車

18

30

7

4

6

6

0

2

味の素

6

6

1

2

1

0

0

0

サントリー

14

14

5

1

0

0

0

0

オリエンタルランド

6

5

0

1

0

0

0

0

小学館

3

3

0

0

0

0

0

0

NHK

43

24

2

2

1

2

0

0

任天堂

9

13

1

0

4

1

0

0

セブンイレブン

9

3

5

4

0

7

0

2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。他にもデータはたくさんあります。

もちろん、名の知れた会社に入るだけが人生ではありません。

お金は程々に稼げればいいでしょう。

小さな会社に就職し、つつましやかな人生を送るのも良いでしょう。

 

しかし、お子様には「より大きな世界で働く」という「可能性」を持ってもらいたいとは思いませんか?

未だ残る学歴社会は、知らず知らずのうちにその可能性を奪います。

 

前述の生徒も、高い目標の必要性はわかったようで、真剣に勉強に打ち込み始めました。

 

 

斉学舎に通う生徒の保護者の方に、大手銀行の幹部の方がいます。

 

曰く、うちでは基本的に早慶か国立しか採らない。

そうしないと希望者が多すぎて採用活動をやっていられない。

物理的な手間を省く必要性から、「有名大学には優秀な学生がいる確率が高い」ため、

学歴フィルターをかけている。

 

個人的に思うところは多々あります。

どちらが良いとは言えません。

 

中学生や高校生と面談するときは、

 

「自分が本当にやりたいことをやれ」

 

でも、

 

「今やりたいことが見つからないなら、まずは名の通る大学を狙っておけ。本当にやりたいことが見つかったとき、後悔しないために。」

 

こう伝えています。

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