【理不尽!】平均点=最底辺の現実とは!?

皆さん、こんにちは。斉学舎代表の齊藤です。

今日は、中学生の定期テストについて。

葛西では、東葛西中学校や清新第一中学校などの試験が終わり、

葛西中学校や葛西第三中学校の試験が間近に迫っています。

中学3年生にとっては、受験に使う内申が決まる大事な試験ですので、

この時期に本気で勉強していない受験生はごく一部でしょう。

逆に、中学1・2年生では、まだ本腰を入れて勉強せず、
「試験直前になってからワークを少しやっただけ」という生徒も多いと思います。

今回の題名の話「平均点=最底辺」は、そんな中学1・2年生にぜひ知っておいてほしい事柄です。

 

まず最初にですが、<東京都の中学生の内申の平均>をご存じでしょうか。

それは、5段階の通知表で「9科目合計30」です。

教育委員会のHPで確認できます。ちなみに、オール3だと、3が9個で27です。

およそどの学校でも平均点を取れば3がつきますので、
「まあ平均点を取れればいいか~」と考えた場合、オール3になります。

ですが、東京都の平均は9科目30ですので、
「平均点を取ると平均以下になる」
というよくわからないことになります。

 

また、もう少し具体的に計算してみます。

都立高校の入試には、換算内申というものがあります。

単純合計ではなく、実技を二倍したものですが、オール3の換算内申は「39」です。
(主要5科目15+実技4科目12×2=39)

ここで、次の写真を見てください。高校受験案内の1ページ。都立篠崎高校の合格基準(女子)です。
偏差値45・換算内申42とあります。

つまり、オール3(換算内申39)では、偏差値45の学校にも届かないのです。

オール3=篠崎高校以下ということになります。ちなみに、この近辺には篠崎高校以下は葛西南高校という学校しかないので、、、

「オール3=最底辺」という図式が成り立ちます。

なんたる理不尽!

 

平均点を取ってると最下位ですよ!

なのに、

地元葛西の中学校で4を取るのは、とても大変なんです!

50点~79点が3、80点~89点が4、90点以上で5です。

例えば、以前の某地元中学校の数学、学年260人中、

【90点台1人・80点台9人・30点台が一番多くて45人】

なんてことがありました。

もちろん、極端な例です。毎回ではありません。

ですが、今週試験がある某地元中学校では、中3社会の先生が
「今回の試験は平均40点になるように作る!」と宣言したそうです。

この先生は通知表で「2」を量産する気マンマンのようです、、、泣

このような試験で「80点以上」を取ることで、通知表に「4」がつきます。

このような状況では、付け焼刃で、普通に頑張ったくらいでは点数が取れません。

最低でも中1から本腰を入れて対策を始めないと、高校受験の際、非常に選択肢が少ない状況になってしまいます。

できるだけ早く、本気で始めましょう!

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