国語力 その3(言葉の覚え方)~国語力を上げるなら 葛西の学習塾 斉学舎へ!~
前々回・前回と、斉学舎のグループ国語で行っている「言葉力増強法」についてご紹介いたしました。
今回は皆さんが一番興味をお持ちかと思われる、「言葉の覚え方」です。
(1)漢字をしっかり覚える
言葉を覚えるにあたり、まずは漢字をしっかり覚えましょう。
漢字の形や読みだけでなく、その漢字にどのような意味が含まれているかまでしっかり覚えることが
大切です。
例えば、「寡黙(かもく)」という言葉を例にしましょう。この記事を読まれている大人・保護者の方は
「この程度の言葉は知ってて当たり前」とお思いでしょうが、中学生にとっては非常に難しく感じられる
言葉です。
「黙」は「だまる」という読み方があるのでそれほど問題ないのですが、「寡」が難しい。
この際、漢和辞典などを用意してその漢字の意味を調べてしまうのです。すると、「寡」には「すくな
い」という意味があることがわかります。
「何かが少なくだまっている」、その「何か」は「言葉」ということになり、「寡黙」は「言葉少なで
ある様子」を意味します。
さらに、「寡」という言葉を使った熟語を調べると語彙の幅が大幅に広がります。例えば…
「寡占」(少数の大企業がその市場を支配している)
「寡聞」(聞くことが少ない)
などです。
このように、一つの言葉を調べることで、語彙数が飛躍的に増えるのです。
さて、漢字の覚え方自体ですが、「何度も書いて覚える」「パーツに分解して覚える」など
色々な方法があると思います。こればかりは人によりけりなので何とも言えませんが、頭の
中で何度も漢字を思い浮かべるなどのやり方をすれば、時間は無駄にならないと思われます。
単純な暗記方法についても今後記事にしたいと考えています。
(2)以降はまた次回…
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どの科目でも質問に来い! 荒瀬浩之:斉学舎グループ館 教室長
明治大学出身。
『軽快なトークで、どんな複雑なことも楽しく説明してしまう』
『いつの間にか生徒の懐に入ってしまっている』という特技を持つ。
現在はグループ館の校舎長として、また国語科担当として、真正面から生徒と向き合う毎日。
どんな科目でも、理屈を理解することで楽しくなります。
「なぜそうなるのか?」を常に大切にできるような授業を目指します!
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