斉学舎に入塾して成功する3タイプとは!?/その③
皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。
斉学舎は葛西で10年以上続いてきた塾ですので、ある程度の成功パターンが出来上がっています。
前回に引き続き、その事例を書いていきます。
まず前提として、
・中学受験生ではない
・入塾時期は小4~中2前半
これで最後のタイプです。
タイプ③【とても勉強が苦手な場合】
通知表には2が複数あり、勉強は苦手、勉強から逃げている場合。
正直に言うと、一般的には塾で「成功した」とは言わないタイプです。
成績は上がりません。正確に言うと、「学力は上がっている」のですが、
今までの負債が大きすぎて、成績を上げるためには、
「他人よりも頑張っている状態で、年単位の努力」が必要です。
例えば、
・中学生で、通分、約分などの計算や図形の面積の公式などが曖昧
・中1の4月の段階でまだアルファベットが書けない
もし上記のような中学1年生が、今(中1の冬)入塾して、
(おそらく通知表は半分2・半分3、テストは40点くらいでしょう)
「都立東高校(偏差値53程度)に行きたい!」と言われたら、
「今から毎日3時間勉強して」
「部活は辞めるか減らすかして」
と指示するでしょう。これで入試には間に合います。
しかし、通知表に2があるような、勉強が苦手(嫌い)な生徒が、突然毎日3時間なんて難しいですよね?
ですから、最初は「勉強をする練習」「努力をする訓練」をすることになり、成績アップが入試には間に合いません。
ではなぜ「斉学舎で成功した」といえるのかというと、以下の段階を踏んでいくからです。
第一段階:「努力する練習」
まずは斉学舎で勉強を重ね、成績は上がらなくても「まともに頑張れる子」になってもらいます。
第二段階:「キャリア教育」
将来のキャリア像(職業、業種、能力や性格的な向き不向きなど)について、少しずつ話し合います。
勉強メインではなくても、自分の力で稼いでいく方向性を定めます。
第三段階:「志望校を決める」
志望校を、低い普通科高校にするのではなく、「特色ある高校」にします。
商業・福祉・工業・情報・農業・ビジネスなど、今は昔と違って特色ある都立高校はたくさんあります。
第四段階:「就職して働く」
特色ある高校でスキルを身に着け、人によってはさらにそこから専門学校や、専門職大学へ通い、
資格を得る。そうすれば、就職もしやすいです。
斉学舎に通い、将来の為に努力することで、成績が悪くても「一人で生きていける」ようになります。
一般的な塾での成功とは違いますが、立派に「成功した」と断言してよいでしょう。