「努力ができない」子が急増中!?①/葛西の塾「斉学舎」

皆さん、こんにちは。斉学者代表の齊藤です。

今日は、表題の通り、「努力ができない」子たちの話です。

斉学舎は、勉強が苦手な子たち向けの塾です。そのため、小学生でいえば7〜80点位。中学生では40〜60点くらいの子が多く在籍しています。ちょうど平均点くらいですね。

さて、その子たちのほとんどは、いわゆる「やればできる子」というやつです。

そう、話せば通じるし、理解もできる。あとは実践できるように、ちゃんと暗記したり、時間内に解けるように練習さえすれば大丈夫です。

な、の、に、・・・!!

練習しません。努力しません。

いえ、もう少し丁寧に言うと、
「必要な分だけの、努力をすることができません」。

本人なりにはやっています。しかし、必要な時間数はできません。

やろうとしても、できないのです。

勉強が苦手な中学生の中には、
・30分集中することができない
・音楽を聴きながらじゃないと勉強できない
・友達とおしゃべりしながらじゃないと勉強できない
・Youtube流しながら勉強
・疲れると取り組むことすらしない

なんて子がたくさんいます。

そもそも、「努力する練習」をしたことがない(少ない)のです。
努力が必要とすら思っていない子だっています。

大人からすると、「できるまでやればいいだけでしょ!」となりますが、本人からすると「やってるよ!」心の底から思っているのです。

ですが、本人の「やってるよ」には、副音声で『自分なりに』とか『無理のない範囲で』などがついています。

だから、「これ以上やる必要はない」と思っています。

この意識の違いが、親子げんか・先生との対立の原因ですね。

特に、勉強が苦手な子の場合、それは顕著です。

まずは、「自分なりに」「無理なく」を基準にするのではなく、
「なぜ勉強する必要があるのか」
「何を目標にすべきか」
「目標に比べて、いかに自分の力が足りないか」
「目標達成のために具体的に何がどれくらい必要なのか」
これらのことを、本人が自覚する必要があります。

中学生、これがなかなか難しいんですよね、、、

個人的には、小学生のうちに「勉強は毎日やって当然」という状態にしておきたいですね。
年長で「毎日30分」
小1で「毎日45分」
小3で「毎日1時間」
小5で「毎日1.5時間」
中学生になった後のことを考えると、このくらいがちょうどいいかと思います。

内申とるの、本当に大変なので、、、。

さらに、はるか先ですが、将来大学受験をすると考えると、その時にライバルになるのは中学受験生です。

彼らは、小5で毎日3〜5時間、平日10時間なんてザラです。

当然、それの努力を永遠にするわけではないのですが、

「いざとなったらそれくらいできる子」と
「その努力をしたことすらない子」では、
圧倒的に差があります。

ぜひ早いうちに、「努力する練習」をし、
「毎日の学習習慣」を身につけてください。

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