新中3生の保護者の方へ/「高校では青春を楽しみたい」は危険信号です!
皆さん、こんにちは。斉学舎代表の斉藤です。
斉学舎の中3生は、受験に向けて最後の追い込みです。
やっぱり、やると決めて毎日塾に来ている子はどんどん実力を上げますね。
言動が見違えるようです。
休み時間の雑談も、全部受験と点数アップの話ばかり。
今までの学力がどうであれ、嬉しいものです。
さて、今中学2年生の保護者の方は、ちょうど志望校についてお子様と話している時期ではないでしょうか。
そこでお子様から
「高校では青春を楽しみたい」
という言葉を聞いたら要注意です。
ネットでいいので、高校の口コミを見てみて下さい。
「青春を楽しみたいならウチの高校には来るな」
という愚痴が、たくさんの学校で見受けられます。
そもそも、高校は「青春目的」で行くところではありません。
その考えでは、どこも大体楽しくないでしょう。
<学校教育法第51条2項 高等学校の目標>
社会において果たさなければならない使命の自覚に基づき、個性に応じて将来の進路を決定させ、
一般的な教養を高め、専門的な知識、技術及び技能を習得させること。
(文科省のHPより抜粋)
高校生活は、勉強が主目的で、
一部の人は部活もやるでしょう。
高校は、工業でも商業でも情報でも農業でも、
日本社会と自分の将来の為に行くのであって、バイトや遊ぶためではありません。
「楽したい遊びたい青春したい」と考えて高校に行くと、高確率で失敗します。
高等学校とは、そのような目的に作られてはいないのです。
高校生活は、
楽じゃなくて遊べなくて忙しくて、
でも一生懸命に目標に向かって、同じ時間と場所を友人や恋人と過ごすことで、
結果的に「たのしむ」ものです。
「きゃぴきゃぴ遊んで楽なことしかしたくない」
「難しくて面倒な将来のことなんて考えたくない」
高等学校とは、こんな阿呆を受け入れる場所にはなっていません。
志望校探しの時は、
まずは、子どもと相談しましょう。
将来のことについて、こどもの話を傾聴します。
途中で絶対遮りません。
話を聞き終わってから「お母さんは将来○○とかいいと思うな」と、親の希望を伝えます。
出来たら「食べていける業界」を紹介するのが良いですね。
しっかり本人の話を聞いて、主張もして、何度もぶつかり合って、喧嘩もしてもいいでしょう。
将来の仕事、進路を話し合って下さい。
そして高校でやりたいことがちゃんと決まれば、志望校も決まります。
目的をもって高校行けば、挫折だのなんだのはあっても、
将来振り返って楽しかったと言えるから。
斉学舎では、お子様の将来の希望に沿った志望校をご紹介しています。
江戸川区で高校受験でお困りなら、是非斉学舎へお問合せ下さい。