都立高校入試動向 2019年度 一般編

全日制の都立一般入試第一次募集は、英数国理社の5教科の学力検査と調査書を7:3の比率に換算し、1000点満点の総合得点で選考を行います(体育科・芸術科は選考方法が違います)。

2019年度の最終応募場合率は1.40倍で、1994年度に現行の入試制度が導入されてからは最低の倍率になりました。普通科男子も普通科女子も近年にない倍率の低さ。商業科は二年連続で定員割れをしており、工業科も定員割れ。専門科・総合学科も過去最低の倍率でした。また、昼間定時制も過去10年で最低(募集制度を変えた影響がありますが)、チャレンジスクールも近年にない低倍率でした。

つまり、「めちゃくちゃ都立離れが進んでいる」ということです。そしてもう一つ書きたいことがあります。それは、「偏差値60以上と偏差値40以下では都立の合格率が全然違う」ということです。「ん?それって当たり前じゃん。偏差値が高ければ合格率が高いんじゃないの?」って思っていませんか。逆です!実は偏差値60以上の都立合格率のほうが低いんです。偏差値60以上の受験者(男子)の合格率が65.5%に対し、偏差値35以下の受験者(男子)の合格率は91.6%。もともと低偏差値の受験者層は合格率が高かったですが、今年は過去最高でした。

学力層により受験の傾向が全く違う「二極化の時代」と言えるでしょう。

今年の葛西の学び舎・斉学舎は産業技術高専2名や科学技術高校2名など、かなり理系の強い年度でした。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です